こんなのどうだろう

さーびす

日中創新(イノベーション)ラボ

日中創新(イノベーション)ラボ

「24時間後、我々は5億元(約10億円)を上限とした投資家になります。我々が投資に値すると思われる新しいビジネスアイデアで、スタートアップする10分のプレゼンテーションをしてください」

これは、中国全土の大学生と行うワークショップにおいて、プログラムの最後に行うアイデアソンのオリエンテーションです。電通は、20年にわたって行ってきた社会貢献活動の一つに中国教育部を通じた大学への教育活動「日中プロジェクト」を行ってきました。その一環として、社内のエクスペリエンスデザインチーム、XDSのメンバーを中心に、広告コミュニケーション領域だけでなく、ビジネスデザインを中心としたメニューを開発。中国伝媒大学(CUC)、深圳大学での半期の単位授業や、北京地域の10大学、華東地域(上海)の13大学に向けてのワークショップを行ってきました。

2017年からは中国全土の31の大学に対して、教員向けのプログラムを実施。その後、e-ラーニング形式で半期のプログラムを展開した後、課題提出を行って選抜された大学に向けてワークショップを行う形で、プロジェクトを展開しています。

学生たちの目標は、もちろん、次の騰訊(テンセント)やDJIのような会社を自分たちで創業することです。