こんなのどうだろう

さーびす

グローバルの授業

「グローバルの授業」は、そのタイトルの通り、キリーロバ・ナージャが考案した、高校生向けのグローバルについて考える授業です。

「グローバルの授業」と聞いて、どんな授業を思い浮かべましたか?

外国語について教える授業?
海外のいろんな文化を紹介する授業?
それともどうすれば海外で通用するかを教える授業?

この授業では、「グローバル」の話はしません。
逆に、日本の中の身近なモノやコトにフォーカスします。

わざわざ逆転の発想から取り組むのには、理由があります。

1.
「グローバル」って、何か一つの「世界共通」ではありません。
様々な個性や考え方の集合体だということに気づかせたい。

2.
では、あなたはどんな個性を持っていて、どういう考え方をする人?
この答えを知っている日本の高校生は意外と少ない。

3.
それを発見すれば、「グローバル」に対するドキドキをワクワクに変えられると信じている。

この考え方のもと、日本にいながらちょっと変わった切り口から「グローバル」を体験できるプログラムを提供しています。

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実績
第一学院高校 (全国の35キャンパスへ生中継)

全4回からなるプログラム内容は、こちらです。

1時間目:講義

誰かの「当たり前」は誰かの「違和感」です。日本の学校や街中にあるモノやコトをナージャの目線から取り上げることで、多くの日本の高校生にとっての「当たり前」にも見方を変えると「違和感」があることに気づかせる。

2時間目:講義

「違い」ばかりを探すよりも、「似ているところ」を発見できた方が仲良くなりやすい。それは、「グローバル」も同じです。今度は、逆に「グローバル」と日本の意外と「同じ」なところに気づかせる。

3時間目:ワークショップ

このワークショップでは、「グローバル」に飛び込む練習をします。全国のどの集団もいわば小さい「グローバル」。他とは「違う」ところと「同じ」ところを組み合わせながら、自分たちの個性や考え方にいかに興味を持ってもらえるかを考えていきます。

4時間目:講評

3時間目で生まれた様々なカタチの「グローバル」を共有し体験します。自分の個性や考え方を違う個性や考え方にぶつけて、反応を見ます。

詳しい内容については、web電通報の記事をご覧ください。
https://dentsu-ho.com/articles/5127

※このプログラムは、2017年2月JICAグローバル教育コンクールで審査員特別賞を受賞しました。