こんなのどうだろう

にゅーす

2019/03/4 / イベント

【ルール学】ルールで世界を面白くする。新しい授業できました。

ある図書館の司書が、子供が本を期日までに返却しないことに頭を悩ませていました。そこで彼は、一つのルールを考えて状況を一変させます。

さて、どんなルールだと思いますか・・・?

<ルール>
遅れた場合、返す前に30分その本を読んでから返すこと。

このルールができて遅延が減っただけではなく、本をしっかり読む子が増えたと言います。

こんな風に、ルールは人を縛り付けるだけでなく、行動をポジティブに変えることもできる。当研究所の森口はこういった「社会や人の行動を面白く変えるルール」を世界中から収集しており、優れたルールに共通するいくつかのポイントを発見しました。

「ルール学」はそこから生まれた授業です。

ゴールは、「社会や人の行動を面白く変えるルール」を自分で作れるようになること。まずは身の回りのユニークなルールを探し、仲間とシェアすることからはじめます。そして、そこに隠れているアルゴリズムを話し合いながら抽出する。最後にそれを使って、実際に新しいルールをつくってみる、というのが大まかな流れ。

一人が考えたルールに「それ、こうしたほうが良くない?」「ほんとにやるかな?どうするとやりたくなる?」とみんなでワイワイつっこみながら作るので、いろんな目線が入った世界に一つだけのルールが出来上がります。

マイナビが大学生向けに開講している授業、マイフューチャーキャンパス内で実施してみたところ、すぐにでも実現したい面白いルールがたくさん生まれました。そのうちいくつかは、本当に社会で実現すべく今動いているところ。進捗はまたこちらで報告しますね。ルール学、ぜひうちでも!というご連絡もおまちしております〜